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はりきらないおもてなし 押さえておきたい三つのポイント

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お客様が大好き


M子の実家はお稽古事の教室になっていたので、常に人の出入りがありました。  誰かが家に来ることは、珍しいことではなかったのですが、たまに自分のお友達や親戚の人が訪ねて来てくれると、嬉しくてうきうきしたものでした。

アメリカに住むようになって感じたことの一つに、アメリカ人は人を家に招くのが好きだなあ、ということがあります。  住む場所の広さにかかわらず、カジュアルな集まりから、ちょっとおしゃれなディナーパーティなど、いろんな機会に人を家に招きます。

私はお客様が大好きで、お友達をよんでは、手間をかけて色々と準備して、ホステス気分を楽しんでいます。  

でも中には、自分の家は狭くて散らかっているし、とか、用意するのは大変だし、なんて言って、本当はお友達を家に招待したいのに、自分には出来ないと思っている人がいるようですね。  

そういう人に、そんなに親しくはないけど、好印象を持って欲しい、そんなお客様がやってくる時の、はりきらなくても良い印象を持たれるポイントをお教えします。 

押さえる場所/事は三つ、玄関、飲み物、お手洗い


最初は玄関です。  玄関は家の顔、なんて言いますよね。  あなたのお家の第一印象が、玄関で決まるんです。

まずは靴をしまいましょう。  履かない靴を何足も置いておくのは、お客様が来ない時でもあまり格好の良い物ではありません。  せめて家族の靴は一人一足ずつまでにしておいて、後は下駄箱にしまうべきです。  そしてお客様が一番真ん中の、一番靴を脱ぎやすいところで靴を脱げるように、スペースを空けておいてあげましょう。  

アメリカでは、家の中でも靴を履いている家庭が多くあります。  我が家に来た時には言われなくても靴を脱いでくれる人もいますが、もちろん気にしないで土足でズカズカ奥まで入ってくる人もいます。  

そんな時は、日本にいる時とは反対に、玄関のドアのすぐ近くに、何足か靴を置いておくのも一案です。  その靴を見て、ああ、このお宅は靴を脱ぐんだな、と気づいてもらえばいいんです。  またはサインを作るのもいいアイデア。  

以前アメリカ人のお宅にお邪魔した時に、This is shoe free zone、と言う手書きのサインを可愛い額に入れて、玄関に飾っているのを見たことがあります。  ここで言うshoe freeと言うのは、靴を履かない、と言う意味です。   

お客様が靴を脱いで上がってきたら、見ていない時にささっと揃えて、帰りに履きやすいようにしてあげてください。  玄関は入る時だけでなく、出て行く時にも気持ちよく使いたい場所ですから。

次は飲み物の話です。  アメリカのレストランに入ると、席に着いてすぐに、What would you like to drink? お飲物は何になさいますか?と聞いてくれます。  食べ物の注文をする前に、まずは飲み物の注文をするのが普通です。  日本の居酒屋のようですね。  

アメリカの家庭にお邪魔した時も、何か飲みますか?と聞かれます。  よほど親しい人の家でもない限り、人の家に上がってすぐは、なんとなく落ち着かないものではないでしょうか?  そんな時にグラスやコップを渡されると、少しリラックスするし、手持ち無沙汰にならないです。

何も飲むものが出てこないと言うことは、あなたは歓迎されてないのよ!と言われているようなものだと私は思います。  だからまずは飲み物を、それもお客様に選ばせてあげられるように、一種類でなく、せめて二種類以上のものを用意しておいたらいいと思います。  好きなものを選べる、と言うことは、誰にとっても嬉しいことだと思うのです。    

そして最後はお手洗いです。  お手洗いは一番プライベートな場所であって、一番その人の性格が分かる場所です。  

トイレットペーパーは、必ず新しいロールをつけておきましょう。  人の家に行って、トイレの紙がないんですけど、なんて言うのは、なんとも気恥ずかしいことです。  お客様に恥ずかしい思いはさせられませんよね。  

そしてタオルは新しいものをかけておくこと。  私は大勢のお客様があるときは、ミニタオルを人数分かそれ以上用意しておいて使ってもらうようにしています。  使ったタオルはカゴに入れます。  そうすれば人が使ったタオルを使わなくていいからです。  スペースがあるならば、この方法をお勧めします。  

それからどこの部屋でも、ゴミ箱はまめに空にするべきです。  蓋があってもなくても、汚れた物が常に近くにあるのは、気持ちのいいものではありません。  

なんだ、そんなことか?

今回M子があげた三つのポイントは、なんだ、そんなことか?と思うような、当たり前のことばかりです。  でも私が実際にお客様を家に招いて、よくお褒めの言葉をいただくのは、誰でも出来る簡単な三つのことなんです。  自分も誰かの家にお邪魔したら、そういうところに目がいくなあと思いました。  

自分の住んでいるところを見てもらうと、もっと自分のことをわかってもらえるようになります。  素敵な人だな、と思ってもらえるように、ちょっとした心遣いで、楽しくおもてなしをしてみてください。      

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Comments

No title

なるほど~、と手を打ちました。飲み物の件、私も同感です。カモミールにする?イングリッシュブレックファストがいいかな?なんて聞かれたら嬉しいです。私自身はコーヒーを飲まないんですが、お客様がいらしたときはコーヒーの嗜好、ミルク砂糖を入れるのかいれないのかなんていうのも覚えるようにしています。そういうのってちょっとしたことだけれど、嬉しかったりしません?
トイレットペーパーとタオルはなるほどと思いました。とっても参考になりました。ありがとうございます!

Re: No title

Madokaさん、コメントをありがとうございます。
自分では張り切ったつもりのことがあまり気づかれないで、がんばらないおもてなしの方が、かえって喜ばれることって多いですよ!

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