娘が置いて行ったもの、私が使い切ります!

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アメリカンサイズは大きすぎ


アメリカで売っているものって、とても大きいものが多いんですけど、ローションとか体に付けるものも、かなり大きい容器に入っているものばかりです。  

気に入って使うもので、一つが空になったらまた買うくらいだったら、大きくてもいいけれど、試しに使ってみよう!なんて思って買ってみても、気に入らなくてもう使わなくなったら、かなりの量が無駄になります。  

どうしてちょうどいいサイズのものがないんでしょうねえ?

娘はなんでも試したがる


うちの娘はお化粧にはあまり興味はないようですが、お肌のお手入れには一応気を使っているようです。  アメリカ製の基礎化粧品は香料が強かったり、油分が多かったり、なかなか肌に合うものがないようで、今はやっぱり日本のものがいい!と言って、日本製の洗顔料やローションを使っています。

日本のものは本当にいいですね。  ダイソーで売っているハンドクリームだって、アメリカの一本$10近くするようなクリームよりも、ずっとしっとりして使い心地がいいです。  洗顔料も、泡立ちが全然違います。  

娘のY子は、お友達や先輩にこれがいいよ!なんていうものを教えてもらうと、必ず試したがります。  私はつい、そんなにオススメなら買ってもいいよ、と、言われるままになんでも買ってあげてしまうんです。  

チェックしなかった私が悪いんです


そうやって買ってあげたスキンケア製品は、全部彼女の部屋に置いてあったので、私はてっきりちゃんと使っているんだと思っていました。  

でも大学の寮に引っ越すときに荷造りを手伝ったら、あれも置いていく、これもいらない、と次から次へと中途半端に使われたまま残っていた物が出てきました!  

えー、使っていたんじゃないのー?  というと、ノー、お肌に合わないから、という返事。  容器が大きいから、まだまだ沢山入っています。

新しいものを買う時に、ちゃんと前のものはどうしたの?と聞くべきでした。  

母にだって使えるものと使えないものがあります


ラッキーなことに、私はどんなものでも問題なく使えるので、もったいないから娘が残して行ったローションは、私が使うことにして、毎日せっせと消費しています。  

変なフルーツの香りなんかの、ティーンエイジャー臭プンプンのものにしなくてよかった! 

昨日は娘からポリデントの写真が送られてきました。  入れ歯のお掃除をするポリデントです。  彼女は歯の矯正をしたので、夜はリテイナーをつけて寝ています。  そのリテイナーを清潔に保つのに、ポリデントがいいよ、とまた誰かに勧められて買ったそうです。  

一体いくつ箱に入っているのか知らないけど、もしあまり効果がなくて使いたくなくても、私はポリデントは使えませんよ。  もうお試しの後始末はお断りです! 

娘の判断に任せるべき。  でも黙っているのって難しい。


必要なくても働きたい(らしい)


先日娘が大学の近くの日本食レストランのアルバイトに応募しました。  そのレストランには家族で一度行ったことがあって、お店の雰囲気もよかったし、美味しかったので、また来ようね、なんて言っていたところです。

  

生活に必要な物を自分で買わないといけないし、お友達と遊びに行きたい時だってあるでしょう。  そのためにお小遣いは毎週口座に振り込んであげているし、全部使ってしまうことなんてほとんどないのに、なんでアルバイトなんてする必要があるの?と思うけど、アルバイトをしているお友達が多いので、自分もがんばらないと!と思ったようです。  そこのところは偉い!  


大学のあるべリンハムは、シアトルに比べたらずっと小さい街で、仕事も少ないし、時給もそれほど高くはありません。  キャンパス内の仕事は、ほとんどが経済的な理由で働かないといけない学生が雇われています。  だから自然と販売業とか接客業に目が向いたようです。


やったことがない接客の仕事なんて、大丈夫なの?  お小遣いは足りてるんでしょう、だったら勉強に専念した方がいいんじゃないの?  頭の中では言いたいことがたくさんあったけど、何十年も前の自分と親の会話を思い出して、いやあ、ここでやる気のある人をつぶしてはいけない、と思い直し、黙っていることにしました。  でもやっぱり100%応援はしたくない~。


どんな場面でも好印象は重要


3,4日して面接に来るように電話がかかってきました。  面接は何度も経験している娘のことなので、その点私は何も心配しませんでした。   


それにレストランのウェイトレスの募集です。  たかがウェイトレスなんて言ったら失礼だけど、何も面接にスーツとパンプスとかで行くような仕事ではないじゃないですか。  だけどY子は、今までやってきた面接はすべてビジネスカジュアルと言って、ある程度きちんとした服装をしないといけなかったので、何を着ようかと大騒ぎでした。


普段の格好でいいじゃない、と言ったらば、私の普段の恰好がどんなだか知ってるの?と逆に怒られてしまいました。  そう言えば、ろくな格好をしてなかったなあ。  本人が一番よくわかっているようです。


シアトルは服装がカジュアルな人が多くて、パーティによばれたからと言って頑張っておしゃれをしていくと、他の人はみんなTシャツにジーンズ、なんていうことがあります。  こういうのを、オーバードレスド(over dressed)と言います。  着飾り過ぎってこと。  


逆にきちんとしないといけない時に、場違いなほど簡素な格好をしていると、それはアンダードレスド(under dressed)になります。  これは恥ずかしいだけでなくて、相手の方に失礼になるので、どちらかと言ったらオーバーの方がいいと思います。


娘の場合、私の考えでは多少オーバードレスドだったような気もするけど、とにかく面接をしてくれたお店のオーナーには、良い印象を持たれたらしいです。  服装だけが理由ではありませんけどね。  これも私がしつこく、やり過ぎだよー、なんて言わなかったからよかったのかもしれません。 


スケッチーな時はやめるに限る


グループ面接が終わったばかりで、まだ雇われるかどうかわかりませんが、面接どうだったー?とメッセージを送ったら、何やらあやしいぞ、ということばかりの返事がきました。


まずオーナーは日本人ではなかった。  まあ日本食レストランでも、オーナーが日本人でないことは多いし、別に悪いことではありません。  


そして時給は$11。  それについては、まあいいんじゃないの?と思ったけど、なんとトレーニング期間(3日間)は半額しか払わないというんです。  え、たったの$5.5?  そんなの法律違反じゃないですか。  


娘の話では、3ヵ月続いたら、その時にその3日間分の差額は払ってくれる。  でもすぐに辞める人がいるので、すぐに辞めるんだったら、はじめの3日間は時給$5.5しかもらえない、ということです。  雇う側の気持ちもわからないではないけれど、それってすごくずるい方法じゃないですか。


そしてお客さんがおいていったチップは、ウェイトレスはその10%しかもらえないというんです。  なにそれ~?  


レストラン業の従業員のお給料はやっぱりそんなに高くはありません。  だからチップをもらって、それを補うのが普通です。  食事をする方だって、それを知っているから、良いサービスをしてくれたウェイターやウェイトレスには、チップをはずんであげたりするんです。  


でもお店によっては、キッチンで働いている調理人やお皿洗いの人たちにも、時給以外に払ってあげるために、チップをまとめて、後から等分してみんなに分けるところもあります。

だからって、ウェイトレスがチップの10%しかもらえないっていうのはひどいでしょう?  


夫にそのことを話したら、じゃあもうチップなんかあげない!なんて怒っていました。

ちょっとちょっと、それは違うでしょう。  ウェイトレスが直接もらったお金をキープできるようにしてあげればいいじゃないですか。  こっそり手渡しすればいいんですよ。  


とにかく、こういうことを聞いたので、なんだかすごーくスケッチー(sketchy 怪しい)だから、夫は、そんなところで働くことはない!なんて、雇われる前から大騒ぎでした。


私も同じ意見だったけど、それでも娘はまだOKが出たら働く気でいたので、どうしたものかなあ、と悩みました。  いやなら辞めればいいんだし、失敗して人生を台無しにするようなことでもなさそうだし、人生経験になるから黙っておくべきかなあ、と。  それで結局否定的なことは言いませんでした。


結果オーライ  娘も満足


昨日の夜遅くに娘から電話がきました。  直接電話がかかってくるのは、あんまりいいことはありません。  ドキドキしていたら、やっぱり暗ーい声。  


彼女もあのスケッチーな仕事のことをいろいろと考え直したようです。  お給料が最初は半分だとか、チップが10%だとか、そんなことも納得いかないけど、週末は絶対働かなくちゃいけないとか、クリスマスもお正月もお休みはないから覚悟しておけとか、そんなことを言われたそうで、そこまでして働きたい仕事なのか?と思ったんですね。


私も同じことを考えていたけど、彼女が自分で気が付いて、自分で判断してアルバイトはやめることにしたので、その自分で、という部分を強調してあげようと思って、何も言わずにそれでよかったね、と答えました。  


親に相談はするけれど、親が言ったからこういう結論になった、というのではなく、結局は自分で考えて、いい結論に達した、と思わせてあげるのは、自立していくことに大事なことだと思います。  



ただ、黙って見守るって、本当に難しいですね。   




可愛い子には寝坊させろ!  やりすぎ母さんの反省ノート

娘はもう大学生


M子には去年の9月に大学生になった一人娘がいます。  同じ州内だけど、車で2時間くらいのところにある大学で、大学の寮に入っています。  彼女が大学に行き始める前から、会う人みんなが、さみしくなるでしょう、お母さんは泣いちゃうね、なんて声をかけてくれました。  

娘のY子に、お母さん、私がいなくなったら泣くの?と聞かれたけど、泣くわけないじゃん、と答えたら、やっぱりね、と言われました。  だって今はスマホがあるじゃないですか。  いつでもビデオチャットすればいいんですよ。  それに会いたかったら、車に乗って会いに行けばいいんです。  片道2時間なんて、なんでもない。

でも寂しくはないと言ったって、心配することは山ほどあるんです。  娘にとっては初めて親元を離れての寮生活です。  一人っ子だから、ずっと小さい頃から自分の部屋を持っていて、ほかの人と部屋を共有したことなんてありません。  Y子はマイペースだから、ルームメイトに迷惑をかけないかしら?なんて考えて、あれこれ注意をしたりもしました。  

もちろん勉強のことも心配しました。  もしかしたら、やる気がなくなって、もう授業なんか出たくない、なんて言い出しても困ります。  M子は留学生としてアメリカに来て、娘が通っている大学を20年前に卒業しました。  私が卒業できたんだから、生まれた時から英語を話している子ができないわけないよ、と応援してみたものの、プレッシャーを与え過ぎずに応援するにはどうしたらいいのか、日々考えるようになりました。  

世の中には心配してもどうすることも出来ない事と、何かすることで結果が変わる事があります。  雨が降ったらどうしよう、と心配しても、雨が降る時は降るんです。  でも、娘が忘れ物をしたらどうしよう、と心配し始めると、忘れるんじゃないよ!としつこく、しつこく言ってしまう。  それがやりすぎ母さん、M子の反省すべき点なのです。

スキー教室


娘のY子は、今学期スキーの授業を取ることにしました。   

怪我さえしなければいいけれど、M子にとって、そんなことは心配してたってどうすることも出来ない事なんです。

私がまず心配したのは、お昼ご飯です。  自分が食いしん坊だから、娘が食べる物もM子とっては重要なんです。   

お金があまりない学生のために、スキー教室の先生が、前もってカフェテリアのお弁当を用意することを勧めてくださいました。  M子は娘にランチを注文しなさいよ、と言いました。  しかもスキー教室の日の一週間も前から!  

しつこく一日一回はリマインドしました。  その甲斐あってか(?)、お弁当のことは忘れなかったようです。

そして土曜日、スキー教室の前日です。  スキー教室に行く学生は、朝の7時に大学の駐車場に集合しなければいけません。  10分も遅れたら、もうバスは発車してしまうんです。  授業をサボっていたら単位はもらえません。  Y子はちゃんと起きられるのだろうか?  M子は心配で、心配で、土曜日の夕方頃から居ても立ってもいられなくなってしまいました。  

まずは夜の10時に今夜は早く寝なさいよ!とメッセージを送りました。  でもそのメッセージを読まれた形跡がない!  やっと10時24分、Good night!のスティッカーが送られてきました。  なんだまだ、寝てないの?  どうしても心配なので、自分も6時に目覚ましをかけました。  

さあ、スキー教室の当日です。  心配し過ぎてよく眠れなかったM子は、目覚ましがなる6時前にしっかり目を覚ましました。  そしてまたメッセージを送りました。  でも返事がない!  電話をかけて起こしたいけど、ルームメイトがいるのに日曜日の朝6時にピロピロ鳴らすなんて出来ません。  パニックしていたら、やっと返事がきて、怒った顔のスティッカーが届きました。  朝からうるさい、もう起きてるよ!と私に対して怒っていたのかもしれません。  とにかく娘が起きたことは確認できました。  

こうしてやっとM子の心配は収まったのです。

自分はどうやって大人になったのか?

私はアメリカに来る前は、大人になってからも親と一緒に暮らしていました。  子供が多い家庭なので、母が私にかかりきりになって、明日の授業は何なの?なんて言って、ランドセルに入れる教科書をチェックしてくれたこともありません。  だから忘れ物をしたことも何度もありました。

「痛い目に遭わないとわからない」という言い方がありますね。  ちょっと意地悪な感じがするけれど、本当に失敗(痛い目)をしないと成長しないことってあると思います。  例えば、朝寝坊して、スキー教室のバスに乗り遅れた。  そういうことがあったらば、普通は次の時から、目覚ましを二つセットしたり、もっと意識するようになるものです。  

クラスを休んで単位が取れなかったら大変です。  でも、子供がマッチで遊んで火事になるとか、お酒を飲んで急性アルコール中毒になるとか、そんなことから比べたら大変の種類が違います。  取り返しがつかないことでなかったら、失敗することもそう悪くはないのではないでしょうか? 


親が自分の子供に、失敗を知らずに毎日楽しく暮らしてくれたらいいなあ、と願うのは当たり前のことではないかと思います。  でもそれって、本当は、失敗してもくじけないようになって欲しいなあ、と願う方が、子供のためには大事なことだと思うんです。  そうは思っていても、ついつい心配して先回りしてしまうのが、M子の反省点です。  これからは、やりすぎ注意、心配もほどほどにするように頑張ります!  





  


  

          

  

     


  

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プロフィール

コードネームM子

Author:コードネームM子
横浜出身、アメリカ、シアトル在住。  
大学生の娘がいるお母さん。
アメリカ人の夫と、小型犬セバスチャンと一緒に、シアトルで静かに暮らしています。

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