外に出ると、ビタミンDを感じられます。  日に当たることは体にいいこと。


随分春めいてきたなあと思っていたのに、昨日から急にまた気温が下がりました。  でもその代わりに、お天気がすごく良くて、外に出ないともったいないくらいです。  

今日は二階の窓から雑草だらけの庭を眺めて、やっぱり寒いけど庭仕事をしないといけないなあ、と思い、思い切って外に出ました。  外気温はだいたい5℃くらい。  普通の外出だったらコートを着て行きますが、庭で働くつもりだったので、セーターの上にフリースだけ着ることにしました。  

今日の仕事のメニューは、

  1. バラの剪定
  2. バラとシャクナゲの周りの草むしり
  3. 温室の中の植物のチェック

この三つだけのはずだったのに、結局この三つを片付けたら、他にも雑草だらけの畑やら、花壇が目につき始め、草むしりが止まらなくなってしまいました。  

今年は暖冬だったけど、その分雨ばかりだったので、水分と暖かさを十分にもらって、雑草たちはグングン育っていました。  

昭和天皇の裕仁陛下が、雑草という名前の草はないんだよ、とおっしゃったとか。  でも私にとっては名前があってもなくても、にっくき雑草です。  戦いあるのみ!  頑張って抜きまくったら、すっかり腰が痛くなってしまいました。

でも外に出てお日様に当たるのって、本当に気持ちがいいですね。

ノースウェストは夏は夜の10時ごろまで明るいけど、冬は日が沈むのが早いので、5時ごろにはもう真っ暗です。 今日は日没が5時半ごろなので、随分日が長くなったなあと感じられます。  

日本人(特に女性)は、日に当たることを極度に避けたがりますよね。  色白がいい、という考え方があって、シミにならないように、一生懸命日焼け止めを塗って、なるべく紫外線から肌を守ろうとする人が多いです。  

紫外線は当たりすぎると皮膚ガンになったり、もちろんシミになったり、皮膚を硬くしてしまうので、シワになったりと、嬉しくないことも多いですが、日に当たらないことで起こる体の異常もたくさんあるのは事実です。

私は医学の専門家ではないので、日照時間の短さとか、ビタミンDの欠乏によって体に起こることなど、専門的なことは言えませんが、自分の体験や、周りの人の観察から、やっぱり日に当たらない日が続くと体に色々と良くないことが起こるなあということはわかります。  

まず鬱気味になる人が多いです。  シアトルは自殺する人の数が多いと聞いたことがありますが、その理由は天候に関係しているという説があります。  実際に自殺した人の数が多いとしを見てみると、一番多かったのがラスベガスで、ほかのトップ10の年も、ほとんどが南の方にありました。  だから日照だけが原因というのは無理があります。  でも冬になると、私、ブルーだわー、なんていう人が多くなるのは確かです。

ビタミンDが欠乏すると、免疫力が低下して病気になりやすくなったり、腸の機能が衰えて、栄養の吸収が低下し、また腸が体に悪い菌などを取り除くことができなくなり、悪いものが体の中に回ってしまうので、アレルギー症状、便秘、偏頭痛などを起こすこともあるそうです。

また、ビタミンDは脳の中の神経細胞を保護し、細胞が増えたり分かれたりするのを手伝うので、認知機能を維持するのに役立つとされ、認知症予防にも役に立ちそうです。  

難しいことはともかく、家の中にばかりいると、自然と体を動かさなくなって、健康に良くないです。  外に出て、じっとしている人って少ないですよね。  ちょっとくらい寒くても、お日様の光を浴びて、体を動かしていると体がポカポカしてきて、気持ちがいいですよ。  是非外に出て、ビタミンDを補給してみてください。 




風邪の予防法 うがいをするのは日本だけの習慣?

ルームメイトがインフルエンザに


娘のY子は大学の寮で、ルームメイトと一部屋を共有しています。  そのルームメイトがインフルエンザで高い熱を出しているそうです。  一体いつから症状が出たのかわかりませんが、Y子は感染されたらどうしよう!と、パニック状態でした。
  
狭い部屋を共有していて、相手が病気だったら、同じ部屋にいない方がいいんじゃないの?と思うのは当然です。  でも学校の医務室の人に相談したら、もううつっている可能性があるから部屋は変えるな、と言われたとか。  じゃあ、もしまだうつってなくても、ずっと病気の人のそばにいろということですか?  

インフルエンザにかかっている生徒がかなりいるらしいけど、やっぱり大学は学校閉鎖なんてしないようです。  クラスメートが病気だったら、そばにいたら感染る可能性はあるわけで、病気の人を隔離するとか出来ないものなんでしょうかねえ。

マスク、うがいは奨励しません


日本では、外から帰ったら手洗いとうがい、そして外に出る時はマスクをしましょう、と言いますね。  マスクのことは以前にも書きましたけど、アメリカではマスクをつける人はほとんどいません。  病気予防としての効果がない、と判断する科学者や医療関係者が多いようです。  

うがいをしなさい、ということも聞いたことがありません。  以前口内炎が出来て、イソジンのうがい薬をそのままつけておくと治ったので、ドラッグストアまでうがい薬を買いに行ったことがありました。  でもどこにも見つからなくて、結局諦めて家に帰りました。

私がボランティアをしているお年寄りが住んでいる施設で、冬になると風邪やインフルエンザの予防のことは、しつこいほどに何度も注意されます。  アメリカで予防としてするように言われるのは、インフルエンザの予防注射と手を洗うことです。  

その他には、水分をたっぷり取ること、ビタミンCを取ること、部屋を乾燥させ過ぎないこと、などがよく注意されます。

なぜ日本人はうがいをするのでしょう?


日本人のうがいは、アメリカ人にとってはマスクと同様、ちょっと不思議な習慣のようです。

リスク対策.comというサイトによると、うがいというのは、平安時代からあった言葉で、「鵜飼(うかい)」が語源になっているそうです。  鵜に魚を飲み込ませて、その後に吐き出させるのに似ているから、うがいと呼ばれるようになったという説です。  

明治うがい薬のサイトを見てみたら、有効成分のポビドンヨードは、1956年にアメリカで誕生したと書いてあります。  英語ではpovidone iodineと言いますが、その言葉で調べてみると、皮膚を消毒するために使われると書いてあるだけで、うがいにも使えるという記事はどこにも見つかりませんでした。  

アメリカではうがいの効果は特に認められていないようです。  でも一度習慣になっている日本の人に、比較してみたいからうがいするのをやめてみて、なんていうことは出来ませんよねえ。  実際に病気予防の効果があるかないかは別として、うがいで喉をすっきりさせるのは、悪いことではありませんね。  


日本人はとても清潔好きで、病気の予防に人一倍熱心な国民なんですね。    


関連記事
日本人のマスク 奥が深い社会現象ですね http://simplesloth.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
リスク対策.com http://www.risktaisaku.com/articles/-/541
明治うがい薬 http://www.meiji.co.jp/drug/meiji-ugai/about/


若い時に身についた習慣はボケてもなくならない

忘れることと忘れないこと


数年前に亡くなった父の誕生日が近づいてきました。  父は病気で亡くなりましたが、認知症も患っていました。  

私はシアトルで、お年寄りのアクティビティをお手伝いするボランティアをしています。  お年寄りとおしゃべりしたり、ゲームをしたり、色々と楽しく時間を過ごすのですが、程度の差こそあれ、認知症のある方と接する機会が多いです。

お年寄りがよく昔のことを懐かしそうに話すことがありますね。  年をとると、ずいぶん前にあったことよりも、つい最近あったことの方から忘れてしまうようになるものです。  だから小学校の頃にあったことは覚えていても、さっき食べたお昼ご飯のことは思い出せない、なんてことがあるんです。  

新聞があるから大丈夫


私の父は、若い頃から朝起きると新聞を読む習慣がありました。  何年も何年も、毎日ハンコで押したような生活をしていました。  規則正しいといえばその通りだけど、今から考えると、変化がないのが認知症の一因だったのかなあ、と思えます。  

そんな父でしたが、同じ質問をする回数がかなり増えてきた頃でも、ずっと欠かさず新聞を手にとっていました。  だから新聞の日付をみれば何曜日かわかるので、その日にどんな事をするのかはよくわかっていました。  

私だったら、朝はバタバタと大慌てで支度をして、新聞なんて読む習慣がなかったから、もしボケてしまったら、今が何月かもわからなくて、冬にスイカが食べたいなんて騒ぎ出すかもしれません。  

若い頃に良い習慣を身につけることが大事


三つ子の魂百までと言いますね。  娘が生まれてから、年の近い赤ちゃんと接する機会がたくさんありました。  みんなそれぞれ個性があって、面白いなあと思いました。  その子たちが大きくなってから会った時に、姿形が多少変わっていても、中身はあまり変わらないものだとつくづく感じました。  

きっと今私がお相手をしているお年寄りも、小さい頃から同じような性格の持ち主だったんだろうなあと思います。 

性格や性質は変わらなくても、習慣というのは、大人になってからでも新しく身につけられるものです。  父が新聞を読む習慣がいつ始まったのかはわかりませんけど、毎日続けていたから、年をとってからも自動的にやってしまうようになったのでしょう。  

習慣とは別に、一度身につけた技術というのも、そんなに簡単には忘れないものです。  父がピアノを弾くなんてずっと知らなかったのですが、シアトルに来た時に、父がベートーベンのソナタを弾き始めたのにはびっくりしました。  

あるおばあさんは、小さい頃から踊りが大好きで、いまでもとても体が柔軟で、綺麗な手つきで踊られます。  昔覚えた百人一首を、上の句を聞いただけで下の句を読める人もいます。

小学校の時に日本語を習ったきり、ずっと使う機会がなかったような人が、90歳になってもちゃんと読み書きできる人もいます。  

規則正しい生活とか、偏らない食事とか、そういうことも習慣にしておけば、ずっと年をとっても、簡単には変わらないのではないでしょうか。  

今からでも遅くない


ああいうお婆さんになりたいなあ、というお手本にしたい人が大勢います。  そういう人に話を聞くと、今やっていることは、全部3,40年くらい前からやっていたようです。

私は何歳まで元気でいられるかわからないし、ボケてしまうかもしれないけど、今身についていることが続くなら、だらしない生活はしないで、もう少しきちんと暮らさなくちゃなあ、と思います。  

それから、ニコニコしているおばあさんの方が、そばにいても楽しいし、自然とお世話もしたくなるものです。  いつもニコニコするように、ポジティブな毎日を意識して暮らして行きたいです。    

 


  

      

日本人のマスク、奥が深い社会現象ですね。  

マスク

マスクが流行?  それとも信仰?


数年前の今頃、M子は日本に帰省していました。  冬に日本に帰るのは久しぶりでした。  

シアトルから日本に向かう飛行機の中で、通路を挟んだお隣さんが大きなマスクをしていました。  本当に大きなマスクでびっくり。  出国手続きの時に、あのマスクはどうしたんだろう?  つけたり外したり、大変だろうなあ、と感心しながらつい眺めてしまいました。

アメリカではマスクをする人なんて、お医者さんと歯医者さん、あとは歯の掃除をしてくれる歯科衛生士、ああ、それからマニュキアをしてくれるネイルサロンのおねえさんくらいです。  

それなのに、空港の中にも外にも、町中至る所にマスクをしている人がいました。  していない人を見つけるのが難しいくらい。  猫も杓子もとはこのことです。  

一体いつから日本人はマスクなしではいられないようになったんでしょう?

最初のマスクは給食のマスク、その後は花粉症


私が最初にマスクを付けたのは、さっきも言った給食のマスクです。  その後は、花粉症もなかったので、春になってマスクをしている人を見ると、お気の毒だなあと思ったものでした。

20年以上ずっとアメリカで暮らしているけれど、アメリカ人が医療機関以外でマスクをしているのは見たことがありません。  チーズ工場に見学に行ったこともありますが、髪の毛やヒゲはネットで覆っているのに、口と鼻はそのままでした。

日本人ならどこでもマスクをするというのは違います。  アメリカにいる日本人の人で、インフルエンザや花粉の季節にマスクをする人はほとんどいません。    

日本ではマスクがウィルスから守ってくれると信じられているようですけど、アメリカの科学者は、それはあまり効果がないと言っています。  私はどちらを信じていいかわからないけど、そもそもどこでマスクを買えるのか知らないので、ずっと付けずに暮らしています。

日本人が菌やウイルスを心配するのは分かる気がするし、効果はどうであれ、季節になったらマスクをつける人が増えるのも分かるけど、どうも最近のマスクは事情が変わってきているようですね。  

日本のマスク事情は奥が深い

外国人から見ると、マスクをつけるのはとても奇妙な習慣に思えるようです。  私の夫も、花粉症でマスクをしている人を見て、なんであんなことをするんだ?と聞いていました。  私は最近マスクについて考えるようになったけど、少し前から、マスクに依存する人のことは問題になっているようですね。    

沢山いろんな意見のサイトがある中で、マスクガールというブログが目に止まりました。。    このサイトには、マスク依存症と自分で認めている香織さんという女性が、マスクのこと、マスク依存症のこと、彼女と同じようにマスクがないと不安になってしまうマスク女子たちに向けてのメッセージなどが書かれています。

その中で私は、「顔面引きこもり」という言葉を初めて知りました。  メールやSNSなどの影響で、直接人と話すことなくコミュニケーションをとっている人たちが増えていて、人と対面して話ができない人が増えていることは、アメリカでも同じです。  ただ、日本人は、子供の頃から給食の時間などでマスクをする機会があったり、花粉症対策でマスクをする人も多いので、マスクがすんなりと受け入れられる環境にあって、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人にとっては、使いやすい防衛手段になったんだと思います。

メディアが煽っているのでは?

昔はマスクに依存する人が大勢できるなんて、誰も想像しなかっただろうと思います。  お酒やドラッグは、それなりの科学的な根拠があるから説明できるけど、マスクをずっとしていても、それが原因で癌になるとか、死に至るなんてことはないので、それじゃあ依存したっていいじゃないか、と思わないでもないです。  でも、そもそもマスクをしないではいられない、精神的な原因はなんとかしないといけないんじゃないかなあと思います。  

これまた社会的な問題の、ゴミを捨てられない人たち、汚部屋に住んでいる人たちも、外では普通にしている人が大勢いて、ちゃんと社会生活が出来ている人がいるようですね。  それなら本人の勝手じゃないか、という人もいるらしい。  これも一種の依存症かなと思うけど、やっぱりそんな部屋にはじめから好んで住みたい人なんかいないはずです。 

日本人は流行にすごく敏感です。  髪型やお化粧なんかがいい例で、昔の写真を見たら、どの人の写真を見ても、何年頃のものかすぐわかります。  生活のスタイルとかも、何かテレビやマスコミで紹介されると、そこら中の人が皆な同じことを始めます。  これは人は人、自分は自分、というアメリカの考え方と全く逆な傾向です。  

このマスクで顔を隠すということも、はじめは少ない人数の人が、どうしても隠さざるを得なくてやっていたことかもしれません。  でも何かのきっかけで、周りが伊達マスクをするようになって、いつの間にかマスクをしないといられない、マスク依存症になってしまったんではないでしょうか。  


自分に対するコンプレックスとか、人を気にしすぎてしまうこと、引きこもりとかで、せっかく生まれてきたのに人生を楽しめなくなってしまう、心の病気を持った人が多いのは、本当に残念です。  日本ではもっと精神面を助けてくれる、プロのカウンセラーを養成すること、それから、そういうサービスを利用して、立ち直ることが恥ずかしくないことだ、ということをもっと広めて行くべきだと思います。           




  




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プロフィール

コードネームM子

Author:コードネームM子
横浜出身、アメリカ、シアトル在住。  
大学生の娘がいるお母さん。
アメリカ人の夫と、小型犬セバスチャンと一緒に、シアトルで静かに暮らしています。

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